ガレット・デ・ロワの季節は、後わずかになりました。
今年もパティシエたちが創造性を競い、たくさんのガレット、そしてオリジナル・フェーヴを出しました。
『チエリー・ミュロプト』のオリジナル・フェーヴは今年もケーキ・マニアにはとても堪らないフェーヴでした。『ミュロプト』のデザートそのものがミニアチュアーになっている感じです。
2011年(いや、2012年!)の『ミュロプト』のオリジナル・フェーヴ |
『ギルグ』では、なんと手塗りの珍しいフェーヴを入れているほか、なんとO、1カラットのダイヤモンドをガレットに入れました!
『ギルグ』のオリジナル・フェーヴ |
コルマール近辺に店舗が3つある『ギルグ』ですから、3つのダイヤモンドを用意したそうですが、もちろんそのままダイヤモンドをガレットの中に入れ込みはしませんでした。写真のこの竹の節のフェーヴの中に当たりかハズレ小さな紙を入れて、当たった方がお店に来るようになっています。さて、今頃はもう当たりがでているでしょうね。
フェーヴが出回らなかった昔は、やはりそら豆とか乾燥した、大きめの豆を入れ込んでいたそうですが、現在はガレットのことはともかく、フェーヴを骨董品として集める人がとても多いみたいです。いわゆるフェーヴ・マニアですね。夏季にたくさんある蚤の市に、それだけ売っているブースが出るぐらいです。
近くの製パン・製菓職人協会へ行ってみたら、今年もフェーヴがたくさん並べてありましたが、毎年好んで求めるのは、やはりアルザス・シリーズのものです。アルザス地方を語るフェーヴたち、可愛いですね。
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