2011/11/04

ご無沙汰しております。


すっかりご無沙汰しておりますが、その後いかがお過ごしでしょうか。

こちらは、引越しでしばらくばたばたしていました。
一ヶ月後になっても、肝心なオーブンがまだキッチンに据え付けられていないので(私だけは)落ち着きませんが、新しい環境(最高です)、新しい生活のリズムに少しずつ慣れてきたところです。

そして、引越しして間もない時期に...日本へ行ってきました。その動機も、製菓学校での通訳の仕事。私には、まるで夢のような話です。

これからは何回か日本旅行についての報告になりますが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。





ハロウインを控えていたストラスブール市のJean-Claude Ziegler氏の店。

2011/09/15

夏休み終了  再びアルザスより

すっかり9月に入ってしまいましたが、その後いかがお過ごしでしょうか。

フランスは学校の新学期が9月からなので、子供のいる家庭はしばらくばたばたです。こちらは、8月にバカンスへ行ったせいか、今年の9月の突入を普通より苦しく感じました。2週間がすぎて、少しずつ新しいリズムに慣れてきた感じです。やれやれ。


とは言っても、頭はバカンスのことでいっぱいです。

とても長い旅でしたが、辿り着いたら、頭を空っぽにして思う存分くつろげました。

毎日大自然に触れて、山の幸をたらふく食べて、ゆっくりと家族と過ごす。

それだけです。









時折、街へ行っては違うスイーツ文化に触れ、とても刺激になりました。
ジンジャークッキー(はまりました)とマフィンが、しばらくの間、毎日の仲間となりました。


Ginger cookie




Deep chocolate beet cupcake with etible flowers



Fudge


ケーキ屋でも小さく開業することだってできるんだ、とこの島で学びました。将来のことについて夢を膨らませたりして・・・大変勉強になりました。





カナダの小さな島、本当に楽しかったです。


いろいろと、ありがとうございました。




2011/08/10

ギルグ本店



先月、久々にマンステール村のギルグ本店へ行ってきました。




コルマールからマンステール村までは車でわずか15分ですが、景色がころっと緑に変わり、遠方にでかけた気分になります。コウノトリがいつもたくさんいて、かわいい街です。





マンステール村は、アルザスの中でジャズの街として名高いです。毎年、5月の末にジャズ・フェスティヴァルで賑わい、その名残が街の隅々まで感じられます。






ギルグ本店は細長いメインストリートにあります。ギルグ氏の祖父が1936年にこのアルザスらしい堂々たる建物を購入し、現在ティエリーさんが3代目にあたります(情報ギルグHP)。












上部のところ、クグロフをおっと取り押さえているパティシエーの姿がおもしろいですね。




リニューアルしてから行ったことがなかったため、驚きました。パリにみられるようなエレガントな店に脱皮していました。とは言え、以前と変わらぬ地方性も出し続けています。
おしゃれなディスプレー・ケースには、地方名物がたくさん目立ちます。コウノトリの卵の形をしたチョコレート、アルザスのクリスマスに欠かせないベラベッカ、そしてギルグ氏が以前イベントのきっかけに考えたアルザスの代表的なチーズ「マンステールチーズ」に因んだケーキ。




以前は喫茶店もついていたましたので、お昼ができるかと思ったら、すっかりなくなっていました。楕円形のディスプレイー・ケースがなんと言っても空間をすっきりしていますが、コルマール店を担当しているギルグ氏の義弟の話によると、最初は客は戸惑っていたらしいです。どこから並べばいいのか、分からなかったからです。そのため、クリスマスのケーキのラッシュシーズンには、ロープをつけて案内する羽目になったそうですが、最近常連さんが少し慣れてきたみたいだと言っていました。





ギルグは現在、本店のほか、店舗が二つあります。2008年にはコルマール市。そして、2010年にはワイン街道にある村、リボヴィレ村に出店しました。コルマール店はジュネーブ出身のデザイナーとの最初の協力店となり、2009年の本店のリニューアルのきっかけにもなったそうです。ちなみに、リボヴィレ店の内装は本店と同じく楕円形のディスプレー・ケースになっています。規模はもう少し小さいですが、新古をうまく取り入れた内装で、綺麗な店です。

肝心なケーキですが、相変わらずハイレベルのお菓子を提供するギリグ。さすが、ルレーデセールの会員ですね。




ちなみに、上の写真の後方に見られるのは、「Le Parisien」というお菓子で、ギルグ氏の父の代からの定番菓子。メレンゲとコーヒー風味のバタークリームの組み合わせですが、メレンゲの軽さと決してしつこくないバタークリームのとろけるところは、絶妙な組み合わせ。

今回は目についたのは、このマカロンのタルトです。





"Tarte Macarons en tourbillon" (GILG)


タルトの上に堂々とマカロンを乗せたタルト。その名は「マカロンの渦巻きタルト」。ちなみに、下敷きになっているのは、ムスリーヌ・クリーム。食後の甘味よりも、おやつのお茶にいいかもしれませんね。

フランスは、マカロンのブームを越したと思ったら、反って完全に定着したみたいですね。今でもお菓子屋での存在感は大きいと言えます。エントルメーの飾りとしてはもちろんですが、店内の空間も演出するようになったのです。



Macarons en suspens


目に止まったものはあと一つありました。ハーブがたくさん入った、「エス・オー・エス デザート」という面白い名のついた袋。ババロワかクレームーかに使ったり、アングレーズ・クリームに使ったり、いざ自家製オリジナル・デザートを作るとき、重宝しそうです。ちなみに、私が選んだのは赤い実とバニラ風味のもの。




去年、ギルグ氏が東京国際フォーラムのアルザスクリスマス市に参加しましたが、今年は行われないみたいです。残念ですね。


Pâtisserie Thierry Gilg
11 Grand'Rue
68140 Munster

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2011/08/04

ストラスブールでベトナム料理


先日、ストラスブールへ行ってきました。その日はとても暑かったため、急にベトナム料理を食べたくなりました(それって私だけかしら?)。ストラスブール市のデパート街の「アール」の近くにあるレストランに、同僚に勧められて行ってみましたが、まだやっていたので、まずはホッとしました。

入ってみると、地元の人とアジアの客がいました。大きな看板に掲げてあった本日のメニューには「riz cantonais」(フランスでは広東ご飯=炒飯)ではなく「riz saigonais」と書いてあったのですが、聞いてみたところ、どうも同じもの。ここはベトナム料理屋だから、あえてそういうところにこだわるわけですね。面白い。

ベトナム定番料理のボー・ブンを注文。パリではそれが通称だけど、どうも地元の人が「ビンー・ボー」と言っているみたいんだけど、本当はどうなんだろう。基本はビーフンですが、トッピングとしてネム(ベトナム春巻き)と焼き肉(ビーフ)を足すことができます。野菜(もやし、にんじんなど)、ミント、炒りピーナツはもちろんつきもの。ヌック・マムという甘酸っぱいソースをたっぷりかけて食べます。

普通は常温かちょっと冷たいですが、今回はビーフンがまだ熱めだったため、少しびっくり。最初は、ボリュームがすごいと思いました(だから少し高め?)が、すいすい全部平らげてしまいました。







デザートももちろん食べてきました。三種の豆(赤・白・黄)の入ったデザートを選びました。ココナッツ・ミルクにひたひたで、とてもさっぱりとしたデザート。くねくねとした緑色の寒天ゼリーものど越しがよくて、一回うちで作ってみたいと思いました。







Pho Kim Saigon
18 Rue du Faubourg de Saverne
67000 Strasbourg

2011/07/27

『メゾン・フェルベール』主催日本支援活動 行ってまいりました!

遅ればせながら、簡単な報告です。

都合のため、その日、大変遅く行くことになりました。エベルランご夫婦はすでにお帰りになっていたのは残念ですが、例年のオープン・デーのように、厨房がまだ公開されていて、様々なスイーツの試食ができました。

琴のコンサートも少し聴けました。フランスの教会でお琴を聴くというのは、とても不思議な感じでした。弾き手ののぶ子様は、わざわざノルマンディー地方からいらっしゃった方で、本当に脱帽!

当日、雨でしたが、天気にもかかわらず、人々がひっきりなしに村までてくてく足を運び、参加したそうです。義援金もかなり集まったらしいので、本当によかったですね。

写真ですが、あわただしく立ち寄ることになりましたので、落ち着いて写真を撮る暇はありませんが・・・肝心な試食の様子だけは撮っておきました。

和洋折衷のお皿でした。

上から左から右へ。

白ゴマのアイスクリーム、木苺とココナッツのスムージー、イチゴのロール、抹茶フィナンシエ、エルメのプチマカロン(ゆずチョコ)、『メゾンフェルベール』特製フォアグラ。

小豆系のスイーツもあったらしいですが、惜しっ!


Glace au sésame, smoothie coco-framboise, roulé aux fraises,
financier au matcha, mini-macaron yuzu (PH), foie gras Maison Ferber



その日は、本当にご馳走さまでした!

2011/07/17

製菓試験 結果発表

最後のお菓子のレッスンにポーリンちゃんが先生に素直に聞きました。

「先生、結果なんですが、どうやってわかりますか。」

そうしたら、先生は冗談半分でこう答えました。

「普通は、7月14日(=フランス国家の日)あたりだよ。花火のとき、『ポーリン、合格。メディー、合格。』と空に読めるんだよ!」

ポーリンちゃんはさぞあまり笑いませんでした。

私はおととい、花火をみに行ってきました。

とても綺麗な花火でしたが、試験の結果はやはり空に書いてありませんでした。

でも、新聞には書いてありました。

仕事へ行ったら、同僚に言われてびっくりしました。

新聞をみせてもらったら、ポーリンちゃんの名前だけでなく、私の名前も載っていました。

そういえば、高校を卒業したときにも、確かに試験(バカロレア)の結果が新聞に載っていました。あれから何年が経ったのか、覚えていない(というか思い出したくない)ですが、本当に遠い昔です。

本当に嬉しいです。そして何よりホッとしました。

「同級生」には、この試験とは到着点ですが、私にとっては一つの出発点にしたいと思います。

ということで、これからも引き続きお付き合いくださいね!





2011/07/11

7月17日に クリスティーヌ・フェルベールの店にて 日本支援活動


日本とは切っても切れない縁を持つクリスティーヌ・フェルベールが今度の日曜日に日本のため支援活動を行うことになりました。

コルマール市生まれのピエール・エルメ氏とアルザス唯一三ツ星レストランのシェフ マルク・エベルラン氏との共催イベントです。「メゾン・ピエールエルメ」を代表するシェフ・パティシエがはるばるコルマール市から15分離れたニーデルモルシュビール村まで足を運ぶそうです。

この企画をきっかけに、様々な商品が作られ、売り出されることになります。店自体は10時からのオープンですが、そのほかもいろいろあります。8時半(か9時半)からは近辺へハイキング(所要時間2時間)。お昼には、日本食が食べられるだけでなく、午後の3時には村の教会にてなんと、お琴のコンサートが行われます。

たくさんの義援金が集まればいいですね。お近くの方、どうぞ奮ってご参加くださいね。